kurubibiの日記

小学3年から日記のように書いているブログです。

放鳥したカルガモ

そして、なんと運がいい!放鳥までさせてもらえました。カルガモです。いっぱいでなく一羽です。センターの下のほうに降りて、池にかえしました。元気にいってねー!といいたいところなんですがカルガモ本人は「ここどこ?(オロオロ)」という感じで足が遅くって、池にも入らないし。ほかのカモが迎えに来ても来なくて、仲間もどっかへ行っちゃいました。だから、ボランティアさんが池の策の中に入りむりやりというか・・・。池へかえしました。すると、逃げて逃げて。急に足が速くなって、逃げてとうとう池に入りました。そして、急いで泳いでまた違う陸にのぼってきてしまいました。あまりにも泳ぐのが速くって、写真が取りづらかったです。でも、放鳥するのははじめてみて、こういう失敗しながら放鳥する子もいるんだと知りました。そしてそこの人たちやボランティアの人たちも「大丈夫かな?あれ逃げてる感じがした。」とか「でも部屋でも泳いでたからたぶん大丈夫じゃない?」とかこれからのカモの事を心配して、話していました。たしかにはっきり言って心配です。誰が見ても逃げてるように見えたから。

そして、午後にはある部屋でお勉強。というか野生動物の話を詳しく聞くんです。午前はふれあいでしたから。その時、そこの人が「今日放鳥したカルガモはここで育った子だから、私たちは人間で親鳥ではないからここがあぶないなどを教えることはできないから、あの子はそういうことが分かっていないかもしれない。そして餌のとり方も知らないかもしれないから、取り方が分からなくて死んじゃう可能性もあるし、餌をセンターではもらっているだけだから、餌とりが難しいと思う。それに危ない場所、安全な場所が分かっていないから、大丈夫か。などあの子は自然で育っていないから、分からないまま死んじゃうかもしれない。」と言っていました。たしかに人間は親鳥でないし、教えられないし。あの子はセンターで何もかも人間にしてもらっていた子だから、自然のことが分かるかなど、カモの後のことも気にしなければならないということです。とても難しいです・・・・。だからやっぱり野生動物は、自然で事故も無く、センターに行くことも無く、しっかり生きて死ぬのが一番幸せなんだなとあらためて思いました。写真がなかったからセンターであげている餌の写真です。鳥にもドックフードなどをあげていました。トビや猛禽類には、鳥の頭丸ごとあげてました。(ウッ・・・・・・。)