kurubibiの日記

小学3年から日記のように書いているブログです。

おめあての鳥 ハシビロコウ「ビルじいさん」

おめあての「アレ」はこれです!もう何回もブログに出てきてます、ハシビロコウです!この子は今、ハシビロコウの家という場所があり入り口も開いていて、自由に外に出たり入ったりできます。そしてちょうど飼育係が来ていて運良くラッキー!見れました。

この子は見た目はかわいいけど、以外に年寄りなんです。名前は「ビル」。ビルが伊豆シャボテン公園に引っ越してきたのは31年前、1981年のことです。それまで(引っ越してくるまで)進化生物学研所で10年ほど飼育されていてアフリカから来たときにはすでに成鳥だったので現在の年齢はなんと42歳以上。ハシビロコウでは園内最高齢、伊豆シャボテン公園でも最も長生きしてる動物らしいです。
最初はメスの「シュウ」ちゃんと一緒に引越し2羽で仲良く暮らしていたけど、伊豆に大雪が降った84年の寒い冬、残念ながら連れ合いのシュウが死んでしまったらしいです。1羽きりになったビルにとって担当の飼育係との信頼関係が支えになったそうです。飼育係の姿が見えるとうれしそうにカタカタと嘴をならして、おじぎをするようになりました。担当者が変わると1ヶ月ほどは様子を見ますが、信頼できる人だと判明すると挨拶をしてくれるようになってくれるらしいです。反対に気に入らない人がいるとくちばしでつつくこともあるらしいです。人間の年齢で80、90歳にもなる先輩だから飼育係も「ビルに認められたら一人前」と思って根気強くやっているらしいです。伊豆シャボテン公園ではビルのストレスをためないよう20種、100羽の鳥たちが暮らしているらしいです。おじぎをするなんて最高!

ビルじいさんは散歩は今日はあまりしませんでした。